トラックバックって何？

トラックバックの意味

トラックバックはブログ主要機能の一つであり特徴でもあります。普通のホームページにはこの機能はありません。なのでトラックバックがあるからブログを選んだ意味があるし、使わないと普通のホームページで運営してるのと同じなので、せっかくブログを選んだのに魅力が減ってしまいます。

トラックバックの意味は、他の人のブログの記事に対して、自分のブログへのリンクをつくる機能、あるいはその行為の事を意味します。

いつトラックバックを使うのか？

意味の説明だけだと、「何か自分のブログへのリンクをトラックバックをする事によってつくるんだなぁ」としかわからなくてよくわからないかも知れないですね。

では今度は一体どのような場面で使うのか、具体的に説明してみます。
想像してください。あなたがパソコンを使って色々な人のブログを見て回ってます。色々回ってると、ふと面白い記事が載っているブログがありました。その面白い記事とはワールドカップについて書かれていた記事でした。記事の内容は「日本は弱いからワールドカップで1勝もできないだろう！」と書かれた記事でした。その記事を読んだあなたは「よし！自分もワールドカップについての記事を自分のブログで書こう！」と思いました。

そしてあなたはブログをつくるページを開いて、ワールドカップについて記事を作ります。その記事を作る時に、その面白かった記事のリンクを自分の記事に張って「こんな面白い記事が載っているブログがありました。日本がワールドカップで1勝もできないと書いてあったけど、私は優勝するのではないかと思っています。」という記事を書きました。そしてその記事を先ほどの面白かったブログの記事に対してトラックバックを使います。

具体的にはこの様な時にトラックバックを使います。まとめると、他の人の記事に対して関連性のある自分の記事をリンクさせて紹介する時に使います。

もちろん例の様に必ずしも新しい記事ではなくて、自分が書いた過去の記事でも、あなたがブログ巡りをしている時に見つけた関連性のある記事に対してトラックバックをしてもいいです。

でもリンクさせて何か意味があるの？と思うかも知れませんね。どんな効果があるのかというと、上の例で説明すると、１つ目はトラックバック先の記事を書いた人に「あなたは1勝もできないと思ってると書いてあったけど、私は優勝できるんじゃないかと思ってますよ。」と伝えることができます。そして交流が生まれるかも知れないですよね。
2つ目はあなたでもなくトラックバック先の人でもなく、ブログ見てる第3者の人が2つのリンクでつながった両方のブログを見る事ができて、2人の考えを知ることができます。色々な考えを見れた方が見る人も面白いですよね。

以上の2点でトラックバックする意味があります。
別に考えを伝えるとか固く考えずに、携帯電話を買った人の記事を見つけて「私も同じ携帯を最近買いました。こんな機能が便利です。」と記事を書いてトラックバックしてもいいし、月9ドラマの感想が書いてある記事に対して「私も見たけど、感動して泣いちゃいました。」という記事を書いてトラックバックするのもいいと思います。

トラックバックのマナー

でもトラックバックをする際に気をつけて欲しいのが、必ずトラックバック先の記事のリンクをあなたのブログの記事に張ってからトラックバックすることです。ちなみにこのリンクの事を言及リンクと言います。

なぜリンクが必要なのかと言うと、リンクをしないと一方通行になってただの宣伝になってしまうからです。
何が一方通行かと言うと・・・

トラックバックだけするとブログを見ている人達は、相手先からあなたのブログへは移動できるけど、あなたのブログから相手先へは移動できない。（つながっている事自体わからない）

言及リンクをするとブログを見ている人達は、二人のブログを自由に移動できる。

この様に言及リンクがないと、一方通行になってしまいますよね。あなたからトラックバックを貰った人も、ただのアクセス稼ぎにしか見えなくて、トラックバックスパムだと思ってしまうかも知れません。
なので言及リンクは必ず入れましょう！
ちなみにトラックバックスパムとは、記事の中身を参照せずに、無作為もしくは機械的な手順によってトラックバックをする行為で、商品説明などの広告に使用されることが多い。

またFC2ブログでは初期設定で言及リンクのないトラックバックを受け付けない設定になっています。どこで変更するのかと言うと、管理画面の[環境設定の変更]→[ブログの設定]のある「コメント・トラックバック制限の設定」を見ると一番下に言及リンクを含まないトラックバック制限の設定があります。ここの「制限する」を「制限しない」に変えると言及リンクなしでもトラックバックを受け付けれる様になります。

4つの文化圏

でも何で、言及リンクの設定なんてあるんだと思いますか？だって「制限する」だけにすればトラックバックスパムも減りますよね。言及リンクがないとトラックバックができないのだから。

なぜかというと、トラックバックについて色々な考えの人がいるからなんです。大きく4つに分かれていて4つの文化圏と言われています。

言及リンク文化圏

言及とリンクが必須であるという考え方。トラックバック本来の機能を大切にするが、原理主義的との指摘もある。
「相手の記事に言及したというのを通知するのがトラックバックなのだから、リンクは当然必要だし、内容も関係あって当たり前」「トラックバックを送信した時点で相互リンクが完成しているはずなので、トラックバック返しは”無意味なもの”」と考える人達。このブログもここの考えに属しています。

関連仲間文化圏

関連があればリンクしなくても許されるという考え方。コミュニティの横のつながりを重視する。スパム対策において被害を受けることで言及リンク文化圏と対立が激しい。
「リンクがあろうとなかろうと（50ぐらいするので、いちいち張ってられない）内容さえ関連していれば条件を満たしている」「お互いにトラックバック／トラックバック返しをすることでつなげる」と考える人達。

ごあいさつ文化圏

トラックバックする時やされた時には同時にあいさつのコメントを残すべきという考え方。インターネット初心者などに多く、実社会文化をそのままネットに持ち込もうとした結果かと思われる。
「どんなトラックバックが送られてきたとしても、相手にトラックバック返しをしたり、あるいは相手記事のコメント欄で「トラックバックありがとうございます」と返事をせずにはいられない。「とにかくトラックバックだかなんだかわかんないけど、自分のブログに何か送信してくれた人がいる、という[何らかのつながり]があったことを喜んでいる」人達。

スパム文化圏

少しでも多くアクセスを集めようとする利己的な考え方。トラックバックを有効にしているのだから、技術的対策をとる前に文句を言われる筋合いはないという、無断リンク論争の裏返しのような理論武装を使うこともある。
「トラックバックの本来の意義だの、ネット内での交流だの、有益な情報交換だの、一切関係ない。多数のブログに対して一斉送信できる便利なツールをなぜ使っちゃいけないんだ？」「ある特定のキーワードで検索し、それでひっかかったブログに片っ端からスパムトラックバックを送信する。いや、無差別じゃない、キーワードが含まれてるから関連してるじゃないか」という考えの人達。

この様に考える人達もいるので、全部が全部の言及リンクなしのトラックバックを受け付けない様にするわけにはいかないのです。

トラックバックの使い方

FC2ブログはトラックバックできる数が、一般カテゴリブログは5件、アダルトカテゴリブログは2件までと決められています。

まずトラックバックを使いたい時には必ず送りたい先の記事がありますよね。

その記事の下にこの様なトラックバックURLがあります。なければそのブログはトラックバック自体を受け付けないブログなのでトラックバックはできません。
このURLをコピーします。

そして自分のブログの新しい記事を書く画面の一番下に、この様なトラックバック送信先のスペースがあるので、ここに先ほどコピーしたトラックバックURLを張りつけていつもの様に保存を押すだけです。これだけで出来上がりです。

過去の記事でも修正から入ってURLを張りつけて保存しなおせばいいだけです。ほとんどのFC2ブログは言及リンク「制限する」にしていると思うから必ず本文に言及リンクを入れるのを忘れないで下さい。

トラックバック先のブログを見ると、最近のトラックバックの所にあなたのブログが載っているはずです。すぐに出ていなくても少し時間がかかることもあるので待ってみましょう。
少し待っても表示されない時は、禁止ワードなどにひっかかっているかも知れないので違う文章で送ってみて下さい。（禁止ワードがわからない人はコメント・トラックバックの管理は？を見て下さい。）

トラックバックの練習

トラックバックをやったことがない人で練習してみたい人はこの記事に対してトラックバックを送って練習してみて下さい。言及リンクがないと受け付けない設定になっているので、必ずこの記事のリンク（http://rgrg.blog61.fc2.com/blog-entry-145.html）をあなたの記事に入れて下さいね。
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